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ピアノのいろんなハナシ article

良いピアノ屋さんの条件

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良いピアノ屋さんの条件

 

数あるピアノの中から、利用者の条件やピアノとの相性がピッタリと合ったものを見つけるのは、とても難しいことです。同じメーカーの同じピアノでも一つ一つ個性が違います。
また、ピアノ購入後も調律などしっかりとしたメンテナンスをしなければいけません。
ピアノは、購入時も購入後も気を付けることが沢山あるのです。
「ピアノが置いてあるお店ならどこで買っても同じ」と思っていたら、後々大変なことになります。
大事なモノ、高価であればなおさらの事、ピアノ屋さんは慎重に決めましょう。

①店舗と在庫がある

①店舗と在庫がある

店舗と在庫がある 画像1 店舗と在庫がある 画像2 店舗と在庫がある 画像3 店舗と在庫がある 画像4 店舗と在庫がある 画像5 店舗と在庫がある 画像6 店舗と在庫がある 画像7

ピアノは本体が木材でできているため一台として同じものはありません。
一見、同じように見えますが、実際に音を出してみると、それぞれ個性が有ります。
新品ピアノの場合はカタログで選ぶことが多いですが、それでも、必ず自分自身で音を出してみる事が大事です。

「ピアノ特別大バーゲン」と、何処か広い会場の特設展示場のみでピアノを販売する広告をみかけますが、実店舗を持たず、格安と言った値引き額だけのピアノを購入するにはよく注意しましょう。

現実問題として、新品ピアノの値引き販売には限界があります。それを更に大幅値引き出来るには、何か特別な事情があるでしょうから、値引きの根拠を聞いて、納得してから購入しましょう。

車でいう「新古車」のように、短期間使用した中古ピアノを「新古品」と言うわかりづらい表示で取り扱う店もあります。

ピアノには、一台づつ製造年度、製造番号がついています。調律記録カードは毎回の調律、メンテナンスの記録が付いているので、「あれ?」と、思ったら、製造年度を聞き、調律記録カードを見せてもらいましょう。
もし、調律記録カードが無い場合は、訳アリ品かもしれません。○○だから安いのか…、と、理由を納得して購入を検討してください。

ピアノは自宅に設置してからのメンテナンス作業も重要です。
ピアノは置かれた環境(温度湿度)や、練習量、演奏者の技術力によってもその音色、響きが徐々に変わっていきますので、売れればオシマイ…ではなく、キチンとその後のメンテナンス作業を誠実にやってもらえる所で選ぶと安心です。

なお、電子ピアノには調律は必要ありませんので、同一品であれば、どこのお店であっても変わりはありません。
但し、電子ピアノも機種によって随分とタッチの重さ、感触が違います。
やはり、実物を見て、音を出してみる事が重要です。

②何度でも行って見ていられる

②何度でも行って
見ていられる

②	何度でも行って見ていられる

ピアノは高価なものです。
幼い子供に買い与えるのには、親としての期待、希望、夢、そして、子供にはレッスンを続けられるだろうか…という不安もある事でしょう。それに、住宅問題もあります。
一回見ただけで判断するのは難しい事でしょう。どうぞ、何度でも実物を見に行ってください。
ネットショップやカタログでは判らない実物を触ってこそ実感できるモノもあります。バーゲン会場だと、値引き価格に刺激され、つい…と、ノセられて買ってしまう気持ちになりがちなので、注意しましょう。
店舗を構えて、ピアノを店内に展示してあるピアノ屋さんなら、冷静に落ち着いて考える事も出来ます。
何度もお店に通って、(店員さんと顔なじみになるくらい)「この一台!」を決めましょう。

③気に入ったのがなかったら、
相談できる

③気に入ったのがなかったら、相談できる

気に入ったのがなかったら、相談できる

ピアノを設置する場所や、購入金額等、なかなか条件の合わない場合があります。
そんな時は、店員さんに相談して下さい。
無理に高額なピアノを進めるお店なら、『相性が悪い』のです。
自分に合った価格で、最高のものを一緒に探してくれるお店こそが『マイベストショップ』です。
予算は正直に伝える事が大事です。
お店の展示場にはなくとも、倉庫に保管してある中古ピアノというのもありますし、予算と希望に合ったピアノを探してもらうのも一つの方法です。
苦労して手に入れたピアノはことさら思い入れが強くなり、上達のモチベーションアップにも繋がります。

④迷った時は、『商談中』にできる
(リザーブOK)

④迷った時は、
『商談中』にできる
(リザーブOK)

迷った時は、『商談中』にできる(リザーブOK)画像1

慎重に選定するのに、取りあえず「リザーブ」して、キャンセルにもできる(キャンセル料なし)システムがあると、購入者には大変ありがたいです。

迷った時は、『商談中』にできる(リザーブOK)画像2

購入者の立場に立って、手配してくれるお店は、お客様第一の気配りが感じられる良いお店であることは間違いありません。

⑤メール・電話での相談もできる

⑤メール・電話での
相談もできる

メール・電話での相談もできる

一旦、帰宅してから家族と相談しているうちに、疑問が出てくることもあります。
そんな時、相談に乗ってくれた店員さんに直接電話やメールで相談できるのも嬉しいサービスですね。

⑥ピアノは温度・湿度等変化の
少ない場所で保管する
必要があります

⑥ピアノは温度・湿度等変化の少ない場所で保管する必要があります

お店に入ったら、さり気なく温度湿度計が置いてあるかどうかを見てください。
当然のことですが、すきま風が入ってくるような場所に置かれているピアノは音の狂いも大きく、ピアノ自体の痛みも早くなるので要注意です。
購入予定のピアノが決まっても、搬入日まで数ヶ月…などという場合、お店にて預かり、保管管理をしてもらえるお店が良いですね。
売りっぱなしではなく、責任を持って、演奏者のために気配り、手配してくれるお店こそが、信頼を持って長くメンテナンス作業(調律等)を頼めるところです。

⑦技術者が常にいてくれる

⑦技術者が
常にいてくれる

技術者が常にいてくれる 画像1

ピアノは自宅に設置しても、それぞれの環境に応じて、音色や響きが変わっていきます。
新品ピアノの場合、楽器が環境になじみ、最も良い音が出るまで2年位必要と言われています。

技術者が常にいてくれる 画像2

演奏者の練習量、技術力によっても音色が変わってくるので、調律と言ったメンテナンス作業が不可欠です。

技術者が常にいてくれる 画像3

単に料金が安いから…だけでなく、「かかりつけ医師」と同じ様に、「専属の調律師さん」が必要です。 ピアノの調律は年1~2回程ですが、演奏者の上達に伴い、鍵盤の重さ調整、ペダルの調節、整音と言ったピアノ全体をコントロールするメンテナンス作業は、定期的に同じ調律師さんがいてこその専門技術を要するものです。

ピアノを売ればオシマイ…ではなく、良い音、響き、弾きやすさ全てのメンテナンス作業が、ピアノ上達を助けてくれるのです。
そのお店に専属の技術者が常に居ることは大事な事です。

まとめ

まとめ

購入時も購入後も心配をせずにピアノライフを送るには、何んと言っても良いピアノ屋さんと出会うことが不可欠なのです。
以上の『良いピアノ屋さんの条件』を充たしたお店なら安心ですね。

協力 ピアノプラザ群馬



長廻かおる

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