1. TOP
  2. ピアノ上達への道 必要なアイテム「スマホ」編
ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ上達への道 必要なアイテム
「スマホ」編

ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ上達への道
必要なアイテム
「スマホ」編

 

ピアノレッスンでは、ドレミやリズムの読み方と言った読譜の説明や、演奏中の姿勢、手のポジション、手首や腕の使い方など様々な実践的な指導を受ける事が出来ます。

しかしながら、初心者でなくともこれら多くのことを一度で理解し、持ち帰って家庭での練習につなげるのは難しいです。

大人でさえそうなのですから、子供ならなおさらです。

いくら先生が解りやすく説明してくれても、その場ではわかったつもりでも、家庭での練習の際、どうしてここに印がついているのか?あれ?というのはよくあることです。

また、読譜の段階では、その曲の全体的なイメージがつかみにくく、何だかわからないまま指だけ動かすこともあるでしょう。

そんな時、先生の「お手本演奏」があると大変助かります。

スマホは便利なお助けマン

スマホは便利な
お助けマン

有名な曲ならば、CDやYou Tubeで探して聞く事が出来ますが、その演奏は、当然ながら『完成品』としてのピアノ演奏です。

いつかは、こんな風に演奏したい!と目標にするには良いでしょう。

しかし、読譜の段階で、自分の弾いている音が全て正しいのか?

リズムはあっているだろうか?

アーティキュレーション(レガートやスタッカートといった音を切ったり延ばしたりする)が間違っていないだろうか?

という細かいことを確かめるにはテンポが速すぎて、自分の耳では聞き取れない事も多々あることでしょう。

レッスンでは、先生がそれらを全てチェックして、曲を完成に導いてくれます。

毎回のレッスンを効果的に進めるには、出来るだけ読譜の時間、期間を短くしたいものです。

私の所では、初心者のレッスンでは、片手、両手演奏としっかり読譜が出来たのを確かめながら、少しづつテンポを速くし、音楽的な表情(ダイナミクス、テンポコントロール、バランス等)をつけ、一曲を完成へと導きます。

そのレッスン過程で便利なのが「スマホ」です。

先生が弾くゆっくりしたテンポの演奏を、スマホで録画し『お手本演奏』にしましょう。

特に読譜の確認時に、ゆっくりとしたテンポで演奏した『お手本演奏』があると、子供であっても自分自身で確かめる事が出来ます。

ピアノ上達への道
スマホ動画機能を使おう

コンサートピアニストからは、『素晴らしい完成した演奏』のみを聞く事が出来ますが、あなたのピアノの先生は、あなたのピアノを上手にするのが仕事なのです。

読譜といったスタート段階の、ゆっくりしたテンポで『お手本演奏』をしてもらいましょう。

手軽なスマホの動画録画なら、家庭での練習の際、何度も繰り返し見ることができ、上達スピードがグーンと早くなること間違いなし!ですよ。

今、もしあなたが片手で練習しているなら、先生にも片手の演奏を動画で撮らせてもらいましょう。

遠慮することはありません。

あなたが上手になるために先生は存在しているのです。



長廻かおる

Back to List

Back to List

 
 
ページのトップへ戻る